相場見通し(6月26日週)
現在のところ全面安なので、本当に簡潔に。(メインは記事後半)
ETHは大きなサポートラインを2つほど割っちゃってますが、ナイアガラとまではなっていません。8.1の退避を目論んでいる方が下で拾おうと待っているのでしょうか。
DGBは10分の1まで下落する下げトレンドが僕の中で確定しました。目立つサポートラインは引けませんし、どこまで落ちるか楽しみです。
SCは開発者側がASIC(マイニングに特化した機械)に対応するようなツイートを見ました。要するに採掘難易度が上がる→競争が激しくなる→採掘費用が上がる→価格底上げ?となりそうですが、ビットコインを見ているとあまりいい材料に聞こえませんよね。そのせいかSCは下げに転じたように見えます。
DASH。冬の時期が長かったからかまだ病み上がり。チャートに元気が見えません。ただ、8.1を考えた時のCurrency系としては有力候補だと思っているので暖かく見守る感じでしょうか。
相場じゃないんですが、BTCは8.1に向けてどうなるのか。期限までにSegwit採用の目処が立てばBTC爆上げなんですが、今の所Segwit2xが優勢です。Segwit2xも一応Segwitするんですが、余計なハードフォーク(ブロックサイズを1MBから2MBに変更)がくっついているためか市場価格にプラスには働いていないようです。
ビットコインコアが支持しないハードフォークするんなら安心できないという市場の反応だと思いますが、このように圧倒的な差がついていると、溝は埋まらず、8.1にはSegwit2xとUASFに分かれるんでしょうか・・・とここまで書いて疑問に思ったのですが、UASFはSegwitが有効でないブロックを承認しないものですが、Segwit2xは一応SegwitするのでUASFには認められちゃう?
そうすると、ビットコインコア側とマイナー側の分裂は8.1にはないことになりますが、その後に来るブロックサイズ2MB化のハードフォークでチェーンは分離するので、要は分裂が8.1から先延ばしになるのですかね・・・。
独り言ですみませんでした。詳しい方はツイッターで教えてください。
マイナーのどれくらいが賛成しているかはこのサイトがわかりやすいです。
ツイッターの「いいね」を振り返る 第2回(3月のビットコイン分裂危機について)
僕が「いいね」したツイートを振り返る企画第2回は簡潔に。
Bitcoin Unlimitedによるハードフォーク問題に対するビットコイン取引所からの共同声明文(和訳) | Zaif Exchange https://t.co/NBGQBvhmXz
— Takao Asayama 🔗 朝山貴生 (@TakaoAsayama) 2017年3月17日
今年の3月は、これまでのビットコインからBU(Bitcoin Unlimited)派として、一部のマイナーがハードフォークして出て行く、つまりビットコインが2つに分裂するかもしれないという騒ぎがありました。
この件は最終的にBUのハードフォークの目的には大義がない(要はマイナーの利益追求のみが目的であった)ことが露見したため、一気に求心力が弱まり、また、BUのハードフォークを実現するためのソフトウェアにバグがあるのか、度々BUのチェーンはクラッシュを繰り返す状況であったために分裂はせず、落ち着きを取り戻しました。
まぁ、今またUASFやSegwit2x、UAHFなど3つか4つに分裂するという話も出ていて不安定な状況ですね。
3月のときは引用したZaifの朝山社長のツイートで紹介されたように、BUに係る問題について複数の取引所が共同声明を出しました。この声明では、BU側が正しい正しくないではなく、BUがハードフォークした際にも取引所が取引所として切れ目なくユーザーにサービス提供するためのやむを得ない対応(BU側通貨をBTUもしくはXBUとする)の表明とBUコインを取引所で受け入れるに当たっての技術的懸念(リプレイアタック)を示したものでした。
取引所は中立的立場というわけでしたが、ユーザーにとってみればどちらのコインを使えばいいのかという不安に対して、一義的にはこれまでのビットコイン(コア側BTC)を取引所で扱い、個別の取引所判断でBTUを扱うということが示されたため、ある意味での安心感を得られたのは大変よかったのではないかと思います。
今回の8月1日のUASFに向けて、3月のような共同声明が出されるかはわかりませんが、基本的に世界の多くの取引所はユーザーを中心に考え、ユーザーに向けて情報提供を行ったという実績を踏まえれば今回も期待してよいのではないでしょうか。
ツイッターの「いいね」を振り返る 第1回(DASHについて)
ツイッターって集合知ですよね。でも、いいねはすれど、なかなか振り返って見なかったりしませんか?僕自身がそうなので、自分のいいねを振り返ってみたいと思いますという自己満足企画の第1回。
本日はパンダ(@nemous729)さん。パンダさんはDASHについて深く調べていて、次のようなツイートをされていました。DASHの握力が強まってしまうDASHアオリストの一人ではないでしょうか。
一応まとめとく
— パンダ (@nemous729) 2017年3月13日
DASHはビットコインを越えることを目標にしてて、ダークマーケットはあまり視野にいれてない感じ。(匿名性向上はビットコインでも課題の一つで色々研究開発されてる)
利点としては匿名性が向上し、Instantsendでは約4秒で送金可能。
今年は色々プロジェクトがある
DASHはブロック収入をマスターノードも得られるようになっており、フルノード運営のインセンティブがある。
— パンダ (@nemous729) 2017年3月15日
1000DASH必要で、現在4100ノード。
DASH流通量は710万のうち、410万はフルノードに使われてる。
(解除は自由だけど)
DASH呟きの反応がいいので一応書いとく。
— パンダ (@nemous729) 2017年3月15日
ビットコインはもうすでに中央集権化しつつあるけど、DASHはASICが使えないハッシュアルゴリズムを採用していて、マイナーの集中を避け、フルノードにインセンティブを与えることで分散化を図っている。
DASHのガバナンスだけど、5DASH消費で誰でも提案可能
— パンダ (@nemous729) 2017年3月16日
投票権はマスターノードにあり、賛成が反対の10%以上上回れば承認
ブロック収入の10%が予算になり、予算案が実行されて承認されるとロックが外れて収入が開発者等に行く。
DASHで出来ることは、将来的にBTCで出来るようになるので、BTCのスケーラビリティが解決された時にDASHの優位性はほとんどなくなる。
— パンダ (@nemous729) 2017年3月17日
なので僕はBTCの問題解決の見通しが立った時にDASHから離れるつもり。
「DASHは送金が早い、NEMのスーパーノードっぽいこともできる、ASIC耐性がある、プロジェクトを立ち上げやすい?土壌がある。でも、BTCでも同じ仕組みは作り出せ得る。」といった感じですね。
また、春先のBTC分裂騒動の際にはBTCからの退避の動きがありました。
今回の分裂危機ではETHオンリーがリターン大きくなったけど、1月のPBoC相場だとETHよりDASHのほうがリターンが大きい。
— パンダ (@nemous729) 2017年3月30日
次にBTCの危機があった場合、両方買いが無難だろうか。。
BTCの分裂はまた8月1日に待ち構えています。退避先にDASHも検討してはどうでしょうか。
ちなみにDASHについては、おそらく日本で一番惚れ込んでいるのはとみ三(@samurai3311)さんでしょう。TwitterでDASH情報を粛々と発信し、他の通貨が上げていようと、頑なにDASHだけを握りしめる、まさに侍です。ブログでも発信しています。
以上、パンダさん紹介からのDASH紹介でした!
Siacoin(シアコイン)、Storj(ストージ)、Maidsafe(メイドセーフ)の比較
SiaとStorjは、クラウドストレージを提供するサービスで、Maidsafeはストレージだけでなく、CPUなど他のマシン資源も貸し出すサービス、くらいの認識でいらっしゃる方は多いと思います。
どう違って、どれがいいのでしょうね。
ホワイトペーパーや、それぞれのコミュニティ内でのやり取りを調べて回るのが一番なのは間違いないですが、webを検索しました。
Sia Forumのとあるスレッド。(2年前・・・)Sia vs. Storj VS. MaidSAFEなんて、まさにドンピシャ。英文ですが、ここを頑張って読んでみてください!!
・・・はい。Taekさんという主さんが、読んだ感じ、中の人(技術系)なのかな。この方のコメントに絞って読めばOKそうです。
簡単にまとめるとこんな感じ。
- Siaはファイルの保管時にコントラクトを作成し、報酬の支払いまでオンチェーンで書き込まれる。ペナルティを課せる。
- Storjはオンチェーンコントラクトではなく、利用の都度支払いを行うスキーム。ペナルティを課せない。
- MadeSAFEは野心的だけど、Siaのほうが安全で、安いし、報酬をたくさんもらえる。
- TaekさんはStorjが嫌いっぽそう。
2年前と1年前のTaekさんの書き込みの和訳を作成しています。ご覧になりたい方は、僕のXEMのアドレス宛てに投げ銭をしつつ、TwitterでDMをください。XEM送付の際は必ずメッセージにTwitterのユーザ名を記入してください。
NA7IFK-ELHGC6-MWFYWQ-NYZ7II-JW5DIP-HOML2J-KQPZ
快適に仮想通貨するためにMacBook 12インチ 2017モデルを買いました。
私ごとですが、土曜日にMacデビューしました。MacBook 12インチの新型。CPUもメモリもオプションで上積みしました。
結論、非常に快適です。
今まで使っていたのが、Windowsの2 in 1。とても軽い機種でしたが、とっても非力。
Trading Viewのチャート切り替えに時間がかかる。
ブログの設定・執筆画面の遷移に時間がかかる。
チャート見ながらブログを書くのは至難の技。
画像編集の際にレイヤー重ねると死ぬ。
Windowsのメジャーアップデートによる仕様変更の激しさが辛い。
こんな不具合があって、ストレスでした。
そこで今回のMac新作発表に合わせてMacデビュー。買って大正解でした。チャートもブログもサクサクでストレスなくて快適。さらに無駄な待ち時間がなくなったので、とてもいい投資になりました。もちろんかなり高い買い物でしたが、今後の仮想通貨ライフを送るにあたって、必要な費用だと確信しています。
同じような悩みを持っている方の背中を押せるといいなと思います。
ただし!PCでオンラインゲームとかするような方にはMacはお勧めしません。
相場見通し(方針転換・6月19日週)
ひっさしぶりに各通貨の見通しを書きます。なお、毎日何かコメントするのもあまり気の利いたことが言えなくなるし、僕自身にも負担になるので、とりあえず毎週月曜日に発信していこうかなと思います(方針転換
あくまで参考情報として、各投資判断は自己責任でお願い致します(おまじない)
保有しているかはともかくとして、今Watchしているのは、BTC、ETH、Mona、DASH、XEM、XRP、SC、XMR、DGBの9種類です。毎回この辺を触れていきます。
BTCはBitstamp、他はPoloniexのチャートを見ています。MonaはTradingViewで扱っていないので分析対象外です。
BTC
今朝9時の時点で2530ドルを割ると、先週安値・始値を下回って、陰線?をつけますね。悪材料が出なければ先週安値までは下がらないと思いますが、注意が必要です。日足で見ると、5月25日からのボックス相場を形成しているように見え、あと1ヶ月ぐらいはなんだかんだこの範囲で推移するのかもしれません。とにかくUASF次第。アンテナ高くいきましょう。
ETH
5月22日からのレジスタンスと、6月9日あたりのサポートで推移していると壮大な保ち合いを期待していたんですが、ちょっと元気がないなというのが日足の感想。このままいくと、この保ち合いは放棄して、ヨコヨコを作りに行っちゃうなという不安ですね。とはいえ、週足では最高値更新中ですので、信じるものは救われるとホールドでしょうか。
DASH
まず週足。4月24日週高値の0.077を、9時までに抜けると・・・!厳しいかな。いずれにしても、今週この値をしっかり抜けるかが注目だと思います。日足は昨日から力強い動き。1日からのレジスタンスを大きく抜けました。どこまでいくか期待です。BTCからの退避先としても注目はあるでしょうし。
XEM
日足。5月29日からのレジスタンスと5月9日からのサポートで形成する三角保ち合いを見ます。そういうことです。察してください。週足見ると踏みとどまりそうな気もしますが、とにかく今週が勝負でしょう。
XRP
日足。5月17日からのレジスタンスと5月3日からのサポートで形成する三角保ち合いを見ます。そういうことです。察してください。週足見ると踏みとどまりそうな気もしますが、昨日日足で上にブレイクしているので、今週は期待できるのではないでしょうか。目先6月14日の11500Satoshiを抜けたいところ。
SC
チャートは綺麗に上げているので、強気でいいと思います。意識するのは6月4日高値の744Satoshiくらいかと。
XMR
日足5月23日からのレジスタンスと5月17日からのサポート。
DGB
当ブログのアクセスの半分以上がデジバイトでの御訪問でして・・・。先日の記事と内容は変わりません。
ファンダメンタル悪くないと思うので、信じたい人は鬼ホールドで、その他の方は、1000Satoshiを割ったら撤退、を合言葉にするとよろしいかと思います。
Monacoin(モナコイン)の半減期はいつ?
ビットコインがマイニングされて、見つけた人は報酬がもらえるのは皆さんご存知と思いますが、国産のモナコインも同じ仕組みです。なので半減期もあります。
今まで(50Mona)の半分(25Mona)の報酬でマイニング経費(主に電気代)を支払わなければならなくなりますから、1Mona当たりの価格が上がらないとマイナーはマイニングし続けることができない、ということで、半減期がやってくるとコインの価格が上がると考えられています。
では、その半減期はいつか。
モナコインの半減期は、ブロックチェーンの1,051,200ブロックごとにやってきます。今(6月16日12時37分)1,023,321ブロック目です。残り27,879ブロック。そして、ブロックの生成スピードは1ブロック当たり90秒となるように設計されています。
(90秒になるようチェーンによる調整が適度に入りますが、厳密にはずれが生じます)
計算しましょう。
27,879ブロック×90秒=2,509,110秒=41818.5分=696.975時間=約29日
つまり、
7月15日(土)
このあたりを目指して、モナコインは基本的に上げていくと考えられますので、今から仕込んでおくといいかもしれませんね。
(必ずしも半減期後に暴騰するとは限りません。みなさん同じように半減期前に仕込まれますから)
モナコインは国内取引所ではZaifだけが取扱っています。