Monacoin(モナコイン)ならビットコインの分裂をも乗り越えるかもしれない。
8月1日のUASFを発端としたビットコインの分裂。どうやら4つに分裂するそうですね。
BTCは価格が下落するでしょうし、基軸通貨に不安があるとオルトコインも釣られて下落するでしょう。この見えている危機に対してどう資産防衛をするか、皆さん悩まれていると思います。
今回は、Monacoin(モナコイン)なら危機を乗り越えられるかもしれない、とふと思ったのでその考えを紹介します。
暗号通貨取引における課税についてはTwitter上で、
- あらゆる取引に課税
- ビットコインを経由したら課税
- 日本円を経由したら課税
- 日本円を含むフィアットを経由したら課税
- 取引所から出金したら課税
などの宗派がみられるように思います。
中でも「死んでもフィアットには換えない」原理主義者は多いような気がしていて、そういう方たちはいずれかの暗号通貨には換えなければなりません。
もちろんMonacoinに換えずとも、USDTやBitUSDとかがあるじゃないかという意見はわかりますが、そこにMonacoinを差し込んでいくのが面白いところじゃないでしょうか。ちなみにUSDTにはカウンターパーティリスク(Tether社がGOXするリスク)がありますし、BitUSDは個人的には疑問を感じています。
理由は大きく2つで、1つ目はこれ。
monaの良いところはコンテンツ主導なところだよ。コイン自体はなんの変哲もないLTCクローンなのでコイン自体に機能はないのである意味で弱点でもあるが。
— miyabiなる脇P(jinP) (@WakiyamaP) 2017年6月19日
「コンテンツ主導」ってところ。Monaは他の通貨に比べて圧倒的に「使用されて」いるように感じます。例はいろいろあると思いますが、最も代表的なのはこちらでしょう。
このMonappyでは、Mona払いで物品の売買を行うことができたり、絵やブログを投稿すると、閲覧者から気軽にMonaで投げ銭が飛んでくる仕組みになっています。
このようにMonacoinは実際に使われているという「実需」があるために「マネーゲーム100%」な値動きにはならないんじゃないかというのが1つ。
もう1つがこれ。
Monacoinの世界的な取引規模の内訳を表しています。Monacoinを取り扱っているのは日本のZaifを除くとBittrexのみであることがわかりますが、注目すべきは最大のMonacoin市場はMona/JPYであるということ。
つまり、Monaの価格は日本が主導していて、圧倒的にJPYでMonaは売買されていることがわかります。このことから、Monacoinの価格はビットコインの価格の影響を受けづらい可能性があると言えるのではないでしょうか。(この真偽はもちろん検証が必要ですが、それは数字の強い方にお願いしたく思います)
そしてビットコインの価格の影響を受けづらいということは、ビットコイン分裂によるビットコイン・オルトコインの価格下落の影響を受けづらい可能性があるということになります。
このように、8月1日のビットコイン分裂を乗り越えるにあたって、実需がある、日本が相場を主導しているMonacoinはいかがでしょうか。
Monacoinは日本では唯一Zaifが取り扱っています。(Bitbank.ccでも近日取扱いが始まるそうですが)
なお、この記事は情報提供が目的であって、実際の投資判断は各人の自己責任でお願いいたします。